本日5月24日はアメリカが生んだ詩人・ソングライター、ボブ・ディランの76歳の誕生日です。
歌手として歴史上初のノーベル文学賞を受賞したことが記憶に新しいですね。
ディランはフォークを基調とした音楽性と独特な歌唱法で人気を博しましたが、何と言っても彼の最大の特徴は自身の手で書く歌詞にあります。
1960年代の混沌とした時代を時に飄々と、時に深刻に歌い上げ、時代を代表する詩人となって行きました。
50年以上のキャリアの中で、70年代には歴史的興行「バングラデシュ・コンサート」、80年代には「ウィー・アー・ザ・ワールド」にも参加し
あらゆる世代のミュージシャンから崇拝されるディランですがそんな彼の最大の魅力は、多くを語らず自分の歌・詩で勝負する寡黙な人間性にこそあるのではないでしょうか。
巨万の富と名声を獲得した今でも、「ネバー・エンディング・ツアー」を止める事はありません。
彼の道のりはまだまだ続きそうですね。