昨日のテレビで、JESEA地震科学探査機構についてやっておりましたので少しご紹介させて頂きます。
村井名誉教授等は2000年〜2007年に起きたマグニチュード6以上の地震162個に対して、地震の前に何らかの前兆現象が起きていたか否かをチェックしました。
結果、すべての地震に前兆現象が見られました。数日前から数ヶ月前くらいの範囲で前兆現象が認められました。
しかし、地震予測に関してはまだまだ未知の分野であることを理解して戴きたいと思います。
前兆現象が現れてから正確に何日後に地震が起きるとはまだ予測できません。
しかし、過去の解析例では、ほぼ1ヶ月以内ぐらいの範囲で地震が起きています。巨大地震になると6ヶ月ほど前から前兆現象が現れます。
地震予測は100%確立していませんが、少しでも地震や津波の被害から人々の命や財産を守りたいという動機から、JESEAは国土地理院の電子基準点のデータを用いて、過去の地震の発生日時、震源の位置や深さ、マグニチュード、震度、被害の程度などとの相関解析を行い、前兆現象が見られた電子基準点を地図に表し、地震予測に関する情報サービスを行っているとのことです。
村井名誉教授は地震予測、未来を予測するという難題に取り組まれております。