NASAの次世代宇宙船「オリオン」計画の責任者は、初の無人試験機による宇宙飛行について、フロリダ州ケネディ宇宙センターで記者会見をして、「ほぼ完璧のようだった」と振り返ったそうです。
NASAのボールデン局長も、オリオンで目指す火星有人探査へ「大きな一歩だ」と評価しました。
計画責任者のマーク・ガイヤー氏は「今後数週間から数カ月で、(試験飛行により得られた)非常に有益な情報を調べ、学んだ教訓を次のオリオン宇宙船に生かしていく」と話しました。
NASAによると、米西海岸沖の太平洋に着水したオリオン試験機は、米海軍の艦船が回収し、数日中にカリフォルニア州サンディエゴの海軍基地に運ばれるとのこと。
その後、ケネディ宇宙センターへ送られ、機体やデータの詳しい調査が始まるそうです。